ランナー1人がゴール後に死亡、15人救急搬送 米NYのハーフマラソン
(CNN) 米ニューヨーク市ブルックリン区で21日に行われたハーフマラソンで、32歳のランナーがゴール直後に倒れて搬送先の病院で死亡した。ほかにも出場者15人が病院に運ばれた。
ニューヨーク市検視当局は、ランナーが死亡した経緯や死因については後日公表するとしている。
警察によると、死亡した男性は同日午前9時ごろ、ゴール直後に道路上で意識を失って倒れているところを発見された。
主催団体のNYRRによれば、現場にいた医療スタッフがすぐに手当てをして病院に搬送したが、午前9時44分に病院で死亡が確認された。
ニューヨーク市消防局は、ほかにもこの日の大会に出場した15人が病院に搬送されたことを明らかにした。このうち少なくとも4人は重体だった。
NYRRは市の機関や気象専門家と連携して大会の準備や遂行に当たっていた。大会中の気温はカ氏60度(セ氏約16度)台前半から同70度(同約21度)台後半だった。米国立気象局(NWS)によると、マラソンが開かれていた時間帯の市内の相対湿度は96~97%だった。