ジャスティン・ビーバー、ツアーを再び中断 「健康を優先」
(CNN) カナダ出身の人気歌手ジャスティン・ビーバーさんが6日、健康状態を理由に世界ツアーの中断を発表した。
ビーバーさんは今年6月、顔の半分がまひし、ラムゼイ・ハント症候群と診断されたことを公表してツアーを中断したが、7月には再開していた。
インスタグラムへの新たな投稿で、北米でツアーをやり遂げ、休養して医師や家族、チームと相談したうえで、続行しようと欧州へ行ったが、6回の公演が大きな負担になったと告白。ブラジルでのステージを終えた後、極度の疲労感に襲われて、「今は自分の健康状態を優先しなければ」と自覚したという。
当面はツアーを休むと宣言し、元気になるつもりだが「休養を取って回復する時間が必要」だと書き込んだ。
米メイヨー・クリニックによると、ラムゼイ・ハント症候群は帯状疱疹(ほうしん)ウイルスが耳の近くの顔面神経に影響を及ぼして発症する。痛みを伴う発疹(ほっしん)のほか、顔がまひしたり、聴力が失われたりすることもある。