俳優ジョニー・デップ感涙、出演作がカンヌで大絶賛

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カンヌ国際映画祭に出席したジョニー・デップ=17日、南フランス・カンヌ/Vianney Le Caer/Invision/AP

カンヌ国際映画祭に出席したジョニー・デップ=17日、南フランス・カンヌ/Vianney Le Caer/Invision/AP

(CNN) 米俳優ジョニー・デップの出演映画「ジャンヌ・デュ・バリー」が16日、カンヌ国際映画祭でオープニング作品として上映され、スタンディングオベーションを巻き起こした。

デップはフランス国王ルイ15世の役で同作品に出演。米誌バラエティがSNSに投稿した動画の中のデップは、5分を超すスタンディングオベーションに感極まった様子だった。

デップにとっては、昨年夏に元妻のアンバー・ハードと争った名誉毀損(きそん)訴訟以来、初めての映画作品。裁判では陪審が双方に名誉棄損の責任を認めたが、デップ側が被ったと認定された損害の方がはるかに大きかった。

カンヌで開いた記者会見でデップは、「私と私の生活に関して皆さんがこの4~5年で読んだ内容の大部分は、とてつもなくひどい書き方をしたフィクションだ」と訴えた。

その上で、「そもそも皆さんに気に入ってもらえる映画を作ることが奇跡だという事実に焦点を当てるべき」と主張、「その点で皆さんは勝利した」と語った。

バラエティ誌によると、デップは「ハリウッドにボイコットされたとは感じない。ハリウッドのことは考えないから」とも語っている。

ジャンヌ・デュ・バリーはルイ15世の公妾(こうしょう)だったデュ・バリー夫人を描いている。

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