サッカー女子W杯 開催国オーストラリアが準決勝進出、フランスをPK戦で破る
(CNN) サッカーの女子ワールドカップ(W杯)豪州・ニュージーランド大会は12日、準々決勝の試合が行われ、オーストラリアがPK戦の末にフランスを破り、準決勝進出を決めた。
オーストラリアが女子W杯で準決勝に進出するのは史上初。
オーストラリア代表の人気選手サム・カーは記者団に対し、大会について、「大会前、我々は、この国のサッカーを永久に変えることを夢見ていたと思う」と述べた。「とても気分が良く、120分間プレーするためのエネルギーを与えてくれる。あと数週間、大会が続けばいいのに」と語った。
ふくらはぎのけがからの回復の途上にあるカーはベンチスタート。55分に選手交代で入ると、オーストラリアに推進力を与えたものの、フランスの守備を破ることはできなかった。
オーストラリアのキッカー、コートニー・バインがPKを成功させ喜ぶチームメート/Bradley Kanaris/Getty Images
延長戦を終えても両チーム得点を奪えず、0―0でPK戦に突入した。互いに点が入らなかったものの、試合が面白くなかったり、得点のチャンスがなかったりしたわけではない。両チームとも、90分以内に先制点を奪う機会はあった。
PK戦は両チーム合わせて20人目のキッカーまでもつれたが、最終的に7―6でオーストラリアが勝利した。
オーストラリアは準決勝でイングランドと対戦する。