大坂なおみ、来年プロテニスに復帰へ 米テレビで表明
(CNN) 女子テニスの元世界ランキング1位、大坂なおみ(25)は6日、米テレビ局ESPNのインタビューでプロテニスに復帰する意向を表明した。
4大大会4勝の実績を持つ大坂は7月、交際相手のラッパー、コーデーさんとの間に女児を出産した。来年はタイトな日程でプレーする予定だという。
大坂はESPNに、「プレーする大会の数は間違いなく以前よりも増える」と説明。「そのことをうれしく思ってくれる人もいると思う」と語った。
「来年がどのようなスタートになるかは分からない。プレーのレベルも分からないし、少しずつ慣れていかなければいけないと思う。だから、少なくとも良い形で年末を迎えられるように準備するつもり」とも話した。
大坂は2022年9月に東京で開催された東レ・パンパシフィック・オープンを最後にプレーから遠ざかっている。以前、2回の優勝経験がある全豪オープンの24年大会で復帰する予定だと明らかにしていた。
休養でテニスが恋しくなったかとの質問には、「それは絶対にそう」と語り、「試合を見ていると、『私もプレーしたかった』という思いになる」「娘のことは大好きだけど、自分の中に火がついた」と意気込んだ。
大坂は21年全仏オープンの記者会見に臨んだ際、見るからにストレスがかかって動揺した様子を見せた。その後、大会棄権を発表し、18年に初めて4大大会で優勝してから「長い間うつ病に苦しんでいた」と明かしていた。