セリーヌ・ディオンさん、病は「人生で最も厳しい体験」 SNSに投稿
(CNN) カナダ出身の人気歌手で難病の「スティッフパーソン症候群(SPS)」を公表しているセリーヌ・ディオンさんが「国際SPSデー」の15日、インスタグラムにメッセージを投稿した。
ディオンさんはこの中で、SPSは「私の人生で最も厳しい体験のひとつ」だと述べ、同時に「いつかまたステージに立って、できる限り普通の生活を取り戻す」との決意を改めて表明した。
メッセージには、ディオンさんと3人の息子たちの写真が添えられていた。
3人はディオンさんと夫の元マネジャー、レネ・アンジェリルさんとの間に生まれた。アンジェリルさんは2016年に亡くなっている。
米国立神経疾患・脳卒中研究所によると、SPSはまれにみられる神経性疾患で、けいれんや筋肉の硬直が起きる。特に音や光、精神的ストレスなどの刺激に過敏な反応を示し、けいれんが誘発される。
ディオンさんは22年に診断を公表し、ツアーやライブの活動を休止していた。
闘病生活を追ったドキュメンタリーが近く、アマゾンプライムビデオで配信される。
15日の投稿では世界各地のSPS患者らに「励ましと応援」を送り、「あなたならできるということを知ってほしい。私たちならできる!」と結んだ。