ミスUSAが辞退表明 「心の健康のため」
(CNN) 2023年ミスUSAの栄冠を獲得したユタ州在住のノエリア・ボイトさんが、自分自身の心の健康のためとして辞退を表明した。
ボイトさんはインスタグラムへの投稿で「今後も迷うことなく自分の心の健康を優先し、私自身やほかの人たちのために声を上げ、たとえ不安を感じても将来を決して恐れずに、周りを勇気づける自分であり続けたい」と述べた。
ボイトさんは昨年11月の大会で、ベネズエラ系米国人として初のミスUSAに選ばれた。
実行委員会の報道担当者は6日、CNNへの声明で、ミスUSAの任務から退くボイトさんの決断を支持すると述べ、受賞者の幸せが第一だと強調した。
任務引き継ぎの計画については現在検討中で、近日中に後任を発表するという。
大会で準優勝したハワイ州のサバンナ・ガンキウィッツさんらが候補になるとみられる。
ボイトさんは投稿の中で、ミスUSAとして取り組んだ活動の機会を与えられたことに感謝の意を表しつつ、「自分の身心の健康を決して犠牲にしてはいけない。健康は財産です」と強調した。