13歳のメッシがバルセロナに、「紙ナプキンの契約書」が1.5億円で落札
(CNN) サッカーの世界的スター、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ選手が13歳だった2000年にスペイン1部バルセロナに入団するきっかけとなった紙のナプキンの「契約書」が競売にかけられ、76万2400ポンド(約1億5000万円)で落札されたことがわかった。競売会社ボナムズが明らかにした。
契約書は、当時のスポーティングディレクターのカルロス・レシャック氏が青のボールペンで縦横6.5インチ(約16.5センチ)のナプキンに書き記した。
レシャック氏はスペイン語で、バルセロナで、00年12月14日、ミンゲラ氏とオラシオ氏の立ち会いのもと、合意金額を守ることを条件に、自身の責任のもと、一部の反対意見を退け、メッシ選手と契約することに合意するなどと記した。
ナプキンには、メッシ選手を最初にバルセロナと引き合わせたアルゼンチン人の代理人のオラシオ・ガッジオーリ氏と、当時バルセロナのアドバイザーだったジョゼップ・ミンゲラ氏の署名もある。
レシャック氏とミンゲラ氏、オラシオ氏は昼食のために集まり、ナプキンに署名した。その後、当時の会長だったジョアン・ガスパール氏が契約が交わされたことを確認し、サッカーの歴史を変えた。
紙のナプキンの「契約書」(画像の一部を加工しています)/Bonhams
メッシ選手はバルセロナの育成組織を卒業すると、史上最も偉大なサッカー選手の一人となった。メッシ選手のトップチームでのデビューは04年。17歳での公式戦出場は当時チームでは史上最年少記録となった。