米女優ジェーン・シーモア、ますます多忙な73歳 CNNインタビュー

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「退職教授ハリーの名推理」に出演するジェーン・シーモアさん(右)とロハン・ネッドさん/Acorn TV

「退職教授ハリーの名推理」に出演するジェーン・シーモアさん(右)とロハン・ネッドさん/Acorn TV

(CNN) 女優として息の長い活動を続けるジェーン・シーモアさん(73)がこのほど、CNNとのインタビューで近況を語った。

シーモアさんが制作総指揮と主演を務めるミステリードラマ「退職教授ハリーの名推理」のシーズン3は、13日スタート。大学教授を退職した主人公ハリー・ワイルドが、事件を次々と解決するストーリーだ。

シーモアさんは過去に映画007シリーズのボンドガール役や、テレビシリーズ「ドクター・クイン 大西部の女医物語」の主役を演じてきた。

インタビューでは、2005年の映画「ウエディング・クラッシャーズ」でコメディーに目覚め、それがハリー役にもつながっていると語った。ハリーは結婚願望のない自立した女性。ワインをがぶ飲みし、70代で新たなキャリアに踏み出すキャラクターだ。

その大胆不敵ぶりは、シーモアさんの実生活にも通じる。「私には子どもや孫たちがいて、絵画やデザイン、慈善活動に忙しい。電話のそばに座って待つようなことはしたことがない」「話が来れば奇抜な役、ちょっとした役でも引き受ける」と話す。

高齢者の役も臆せず演じる。最近の映画「Ruby’s Choice(原題)」と近日公開の短編映画「And You Are?(原題)」では、ともに認知症の祖母役を演じている。

シーモアさん自身、アルツハイマー病と闘ったカントリー歌手、故グレン・キャンベルさんとの交友関係を通して、認知症の実際を知っていた。

最近では医師でミュージシャンのジョン・ザンベッティさんと交際している。つき合い始めた頃、ザンベッティさんはシーモアさんがドクター・クイン役を演じたことを知らなかったが、今では作品の大ファンだという。

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