中国でグーグル接続サービスが中断、共産党大会の開幕翌日に
これほど多数のユーザーが特定のサイトへの接続を阻止されたのは例がないとも説明している。
グーグルによる中国内での事業展開はこれまで円滑に進んでいたわけではない。自由な情報交換などを掲げる社是と情報統制を図る当局の衝突が原因だった。同社は2010年1月、検閲規制と自社システムへのサイバー攻撃があったことを理由に中国向け検索エンジンの機能の停止を警告。
2カ月後には中国での検索機能の自己検閲を廃止し、接続したユーザーには香港の無検閲のサイトへの誘導を自動的に始めていた。