フェイスブックCEOのアカウントに侵入、不具合証明も報奨金なし
(CNN) インターネットの交流サイト(SNS)「フェイスブック」で先週、マーク・ザッカーバーグ最高経営責任者(CEO)のアカウントにパレスチナ人男性が侵入し、不具合を指摘するメッセージを書き込んだ。フェイスブック側はただちに不具合を修正したものの、技術上の問題を指摘した研究者らに通常支払う報奨金は出さない方針を示した。
この男性は「失業中のセキュリティー研究者」を名乗るハリル・シュレアテ氏。
フェイスブック利用者のタイムラインに、「友だち」として承認されていない他人でも投稿できてしまうという問題を発見し、同サイトのセキュリティー担当チームに報告した。
何度かメールでやり取りをしたものの相手にされなかったため、「フェイスブック上でザッカーバーグ氏に訴えるしかない」と宣言し、同氏のタイムライン上で直接問題を指摘したという。
フェイスブックは問題を今月15日に修正したとしている。