「ウィンドウズ8.1」、10月18日から提供開始
ニューヨーク(CNNMoney) 米マイクロソフトは15日までに、基本ソフト(OS)「ウィンドウズ8」の改良版「8.1」を10月18日から提供開始すると発表した。ウィンドウズ8の既存ユーザーには無料で配信する。
今回の改良版には、スタート画面や同時に複数のプログラムを実行するマルチタスキング機能などに多数の改善が盛り込まれた。
マイクロソフトは従来、不具合の修正などを盛り込んだ改良版を「サービスパック」として提供してきたが、ウィンドウズ8.1には初めて無料で新機能が加わっている。
かつての戦略はCD―ROMの時代に合わせたものだったが、現在ではインターネット経由で継続的にソフトウェアの更新版を配布できるようになった。3~5年ごとの大々的な発売を待つのではなく、準備ができた時点で改良版を配信するのは理にかなっている。