同僚1000人の前で「君は首」 米AOLのCEOが通告
(CNN) 米インターネットサービス大手AOLの従業員が同僚1000人が参加する電話会議のさなかに最高経営責任者(CEO)から首を通告されるという出来事があった。
AOLのティム・アームストロングCEOは、同社傘下の地域ニュースサイト「パッチ」の事業計画について電話会議で説明している最中、パッチのクリエーティブディレクター、アベル・レンズ氏がCEOの姿を写真に収めようとカメラを手にしているのを発見。「アベル、そのカメラを今すぐ置け。アベル! 君は首だ。出て行け!」と告げたという。メディアブログ「ジムロメネスコ・ドット・コム」が入手した音声で明らかになった。
5秒間ほど沈黙が続いた後、アームストロングCEOは会話を再開したという。
レンズ氏はその後、ニューヨークのバーから単文投稿サイト「ツイッター」に「ノーコメント」と投稿した。
ニュースサイト「ビジネス・インサイダー」によれば、この電話会議は9日に開催され、そのなかで、AOLがパッチのサイト数を900から600に削減することが伝えられたという。
AOLとレンズ氏からコメントは得られなかった。