グーグル検索15周年、機能進化続く

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創業の地で15周年記念のイベントを開催

創業の地で15周年記念のイベントを開催

(CNN) 米インターネット検索大手グーグルは26日、検索サービス開始15周年の記念イベントを創業の地で開催し、新機能を発表した。

イベントが開かれたのはカリフォルニア州メンローパークのスーザン・ウォイッキ氏(現上級副社長)の自宅ガレージだった場所。当時とほぼ変わっておらず、創業者のセルゲイ・ブリン氏とラリー・ページ氏に貸すためにウォイッキ氏が敷いた空色のカーペットも昔のままだ。

検索機能は比較や選別、分類の機能が向上。例えば2種類の食べ物を比べるように指示すると、栄養価の比較結果が出てくるようになるという。音楽や楽曲の検索も改善する。

また音声検索の改善にも力が入れられた。「将来的には、機器とやりとりする手段は音声が基本になると考えている」と、グーグルのアミット・シンガル上級副社長(検索担当)は言う。

グーグルは検索サービス開始以降、その改良を重ねてきた。昨年にはナレッジグラフ機能を導入。「ピカソ」を検索した場合、単に検索結果のリンクを提示するのではなく、ピカソの人物データや代表作の画像、関係する芸術家などが表示される。

グーグルは新しい検索アルゴリズム「ハミングバード」を導入。検索で出てきたデータをランクづけする基準が変わったことで、全検索の90%が影響を受けているという。

「コンセプト間の関係を見つけ出すのは非常にむずかしい。検索の意図とウェブサイトの内容を比較する必要がある」とシンガル氏は言う。

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