ツイッター、NY証取に上場へ
ニューヨーク(CNNMoney) 短文投稿サイトを運営する米ツイッターは15日、ニューヨーク証券取引所に上場する計画を米証券取引委員会への提出書類で明らかにした。ティッカーシンボルは「TWTR」となる。
上場は年内に予定しており、10億ドルの調達を目指す。
ツイッターの上場にはナスダック市場も期待を寄せていた。しかしナスダックは昨年5月、交流サイト大手フェイスブックの株式公開初日に大きなトラブルに見舞われたこともあり、NY証券取引所が優位に立っていた。
今回の上場には大きな注目が集まっているが、ツイッターはまだ黒字化を果たしていない。同社が3日に初めて公表した決算によると、2012年の売上高は約3億1700万ドル(約308億円)、損益は7940万ドル(約77億円)の赤字だった。
13年は上半期の売上高が2億5400万ドル(約250億円)と前年同期に比べ急増したものの、赤字も6900万ドル(約68億円)に膨らんでいる。
ただ、ユーザー数は増えており、モバイル事業も順調だ。時価総額については推定の域を出ないが、一部には100億ドルという見方もある。