中国で隆興するソーシャルアプリ、国産サービスも充実
(CNN) 中国でソーシャルアプリの人気が高まっている。人気の余波は地方部にも及ぶようになった。地方都市においても、若者たちの間では、ソーシャルネットワーク関連のアプリやサービスが主要な娯楽となっている。
依然として人気が高いのは、中国版ツイッターとも言われる「微博(ウェイボー)」だが、ここに来て、携帯端末向けアプリの「碰碰(ペンペン)」が若い世代の人気を集めている。
ペンペンは、ゲームとオンラインチャットを組み合わせた携帯端末用アプリで、今年6月に公開された。アンディ・ティアン氏らが420万ドル(約4.5億円)を元手に北京で会社を立ち上げて以来、順調に成長してきた。
ティアン氏はCNNの取材に対し、「ペンペンのユーザーは中国国内に400万人おり、最も成長速度が早いアプリの一つだ。1990年以降に生まれた24歳以下のユーザーが9割以上」と話し、こうした若い世代がソーシャルネットワークに最も熱心だと付け加えた。
ペンペンでは、ゲームなどを通じ、位置測定技術を利用して、楽しみながら新たな出会いを見つけることができる。フェイスブック風のフィードやグループチャットのほか、星占いや性格診断といった機能もある。