MSの「ウィンドウズ7」がサポート終了、数億人に影響か
ニューヨーク(CNN Business) 米マイクロソフトは14日、OS「ウィンドウズ7」へのサポートを終了する。このため、ウィンドウズ7のアップデートやセキュリティー上の脆弱(ぜいじゃく)性を修正するためのプログラムも提供されなくなる。
サポート終了は数億人の人々に影響を与えそうだ。ネットマーケットシェアによれば、3分の1以上のパソコンがウィンドウズ7を利用している。
ウィンドウズ7が動いているPCの数は、「ウィンドウズ10」が稼働するPCの数をわずかに下回るにすぎない。ウィンドウズ10は最も利用されているOSで、マイクロソフトの直近の数字によれば、ウィンドウズ10は9億台の端末で利用されている。
サポート終了後もウィンドウズ7を利用し続けることは可能だが、マイクロソフトはウイルスやマルウェアに対して、より大きなリスクにさらされることになると警告している。
マイクロソフトはウィンドウズ7のサポート終了にあたり、ウィンドウズ10への無償でのアップデートなどを呼び掛けていた。