米フェイスブック、大統領選めぐる「盗みをやめろ」の投稿を削除

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「盗みをやめろ」の文字を掲げるトランプ氏の支持者=6日、米コロラド州会議事堂/Michael Ciaglo/Getty Images

「盗みをやめろ」の文字を掲げるトランプ氏の支持者=6日、米コロラド州会議事堂/Michael Ciaglo/Getty Images

(CNN Business) SNS世界大手の米フェイスブックが、「ストップ・ザ・スティール(盗みをやめろ)」という表現に言及した投稿について、全ての削除を始めたことがわかった。昨年11月に行われた米大統領選から69日経過してからの動きとなる。

フェイスブックはブログへの投稿で、先週起きた連邦議会議事堂への侵入に参加した人々がこの表現を利用していたとして、取り組みを強化すると明らかにした。

フェイスブックは、暴力行為につながる可能性のある大統領選の結果に反対するイベントの組織化の取り組みが続くなか、首都ワシントンでの暴力行為に関与した人々が当該の表現を使用しており、大統領就任式を控えて追加の措置を取っていると述べた。

大統領選当日に「盗みをやめろ」という表現がトランプ大統領支持者の間で急速にスローガンとなった。フェイスブックによれば、ハッシュタグとしては起源は数年前にさかのぼるが、大統領選に対する陰謀論の集まる場としてここ数カ月で広く人気が高まった。

フェイスブックはまた、数週間にわたっている政治広告の禁止も継続すると明らかにした。

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