ティックトック、利用者に休憩促す通知機能を導入へ
(CNN) 動画アプリ「TikTok(ティックトック)」が、一定時間アプリを利用したユーザーに対して休憩を促す新たな機能を近く導入することがわかった。IT企業に対しては過剰なSNSの利用に対処するよう社会的な圧力が強まっている。
ティックトックがブログへの投稿で明らかにしたところによれば、新機能は数週間以内に導入される見通し。利用者は、休憩を促す通知が表示されるまでに、どのくらいの時間、中断なしでアプリを利用したいのか上限を設定する。
ティックトックにはすでに、一定の利用時間を超えると通知される機能がある。この機能では1日あたりの利用時間を、40分、60分、90分、120分から選べる。
利用時間に関する新しいダッシュボードには、毎日の利用時間やアプリを開いた回数、日中と夜間の利用状況をまとめたものが表示される。
ティックトックは、13~17歳の利用者のSNS上での健康問題にも対応する。1日あたりの利用時間が100分を超えた場合、次回アプリを開いた際に、利用制限機能について通知を行うという。
ティックトックがどのようにして10代に利用者の利用時間の上限の基準値に100分を選んだのかは不明。ティックトックにコメントを求めたが、即座に返答は得られなかった。