「極端な激務」か退職か、マスク氏がツイッター従業員に最後通告
ニューヨーク(CNN Business) 米ツイッターの経営者になったイーロン・マスク氏が、従業員に「極端な激務」を求めて17日夕刻までに返答を迫り、それができなければ退職するよう電子メールで通告した。CNNは、マスク氏が深夜に送ったこの社内メールのコピーを入手した。
「ツイッター2.0の躍進を遂げ、競争が激化する世界で成功するために、我々は極端な激務を必要とする」。社内メールでマスク氏はそう述べ、「これは長時間、集中的に働くことを意味する。卓越した実績のみが、合格とみなされる」と通告。「あなたが新しいツイッターの一員となることを望むなら、下のリンクでイエスをクリックしてほしい」と迫った。
その上で、米東部標準時の17日午後5時までにこれに応じなかった従業員には、3カ月分の退職手当を支給するとした。
このメールには、「分かれ道」という件名が付いていた。
「あなたがどんな決断をしたとしても、ツイッターを成功させてくれたあなたの努力に感謝する」。マスク氏はそう付け加えている。