欧州各都市の「親善度」調査、首位はブダペスト
(CNN) 訪問客に対する欧州各都市の「親善度」を示す調査結果がこのほどまとまり、ハンガリーの首都ブダペストが季節を問わず首位に輝いた。2位にはポルトガルの首都リスボンが入り、3位はオランダ・アムステルダムだった。
ランキング調査は、ホテル情報などを手掛ける欧州のサイト「HouseTrip.com」がユーザー13万人による欧州都市の評価に基づいて作成した。
同サイトによると、ブダペストの魅力は何よりも値段の安さ。支払った分に見合うものを得られたとの充足感が大きく、より強い幸福感や満足感につながっていると分析した。
季節ごとのランキングも発表され、春の首位はパリ、夏はローマ、秋はアムステルダム、真冬はベルリンとなった。
夏季でのローマの選出は、殺気だった雰囲気が漂う路上交通や騒々しいパンテオン神殿を考えれば異論が出そう。また、真冬のベルリンは靴が歩道に凍り付いてしまいそうな情景が思い浮かぶが、同サイトは友好的な住民と居心地良いバーの存在が訪問客の滞在体験を好ましいものにしていると説明した。
他の調査項目では、パリはカップルに最上の場所、マドリードは一人旅に最適の訪問地と選ばれた。ペットと共の旅行先では、リスボンが最高の地に選ばれた。