南アフリカ訪問前に知っておくべき10のこと
(CNN) アフリカ大陸の最南端に位置する南アフリカは、アパルトヘイト(人種隔離)政策の撤廃から約20年が経過し、今ではアフリカで最も人気のある観光スポットの1つになっている。
人口約5200万人の同国には、ケープタウンやテーブルマウンテン以外にもあまり知られていない魅力がたくさんある。今回は、南アフリカを訪れる前に知っておくべき10のポイントを紹介する。
1.世界的大ヒットアルバムに影響を与えたクワズール・ナタール州
1986年に発表されたポール・サイモンのアルバム「グレイスランド」は、クワズール・ナタール州出身のバンドグループ、レディスミス・ブラック・マンバーゾと協力して制作された。サイモンはこのアルバムで、南アフリカのズールー人のアカペラの一種である「イシカタミア」を世界に紹介した。
2.セントルシアの住宅地で芝生を食べるカバ
セントルシアの街は、クワズール・ナタール州のイシマンガリソ湿地公園の中心に位置する亜熱帯の河口で、世界遺産に登録されている自然保護区の一部だ。
この河口には世界有数のカバの密集地があり、夕方、日が落ちると、カバたちが住宅地の芝生を食べに街にやってくる。
3.ケープポイントはアフリカ最南端ではない