外国人観光客らのビザ取得手続き緩和へ、英米除く イラン

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イランに観光ブーム到来?

(CNN) イラン政府当局者は7日までに、今後数カ月内に大半の外国人訪問者のビザ取得の手続きを緩和させるとの計画を発表した。国営メディアが報じた。

計画では空港などで到着ビザを獲得出来るようにする。ただ、米国や英国など少なくとも10カ国の旅行客はこの優遇措置の対象外としている。

ビザ発給の緩和は、欧米諸国との対話路線を掲げるロハニ大統領の登場を反映している。欧米との厳しい対立の原因である核開発問題でもロハニ師は解決へ向け踏み込んだ提案をしているとされる。

イランには古代文明などの遺跡が多いが、1979年のイラン・イスラム革命後、同国の観光業は不振が続いている。核問題などを背景に欧米が経済制裁を科す中で国際社会での孤立化も目立ち、観光客が激減した。

イランの観光関連当局によると、同国を昨年訪れた観光客は約400万人で、関連収入は約80億米ドルだった。

ただ、イランの観光バスの運転手や観光ガイドによると、ロハニ師の大統領就任などを受け、同国への観光客は最近激増。首都テヘランでは観光客にあふれたツアーバスが歴史的な名所を巡回している光景も目立っているという。

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