南アフリカ訪問前に知っておくべき10のこと
喜望峰の灯台に続く階段を上る旅行者たちは、自分は今アフリカ最南端にいると思いがちだが、それは誤解だ。本当のアフリカ最南端の地に立ちたいなら、喜望峰の南東約170キロに位置するアガラス岬に行かなくてはならない。
4.スキーが楽しめる
アフリカ南部では、南アフリカの東ケープ州にあるティフィンデル・スキーリゾートと隣国レソトのマロチ山脈の中にあるアフリスキーの2カ所でスキーが楽しめる。ただ、シーズンは南半球の冬である6月から8月までと比較的短い。
5.1本の通りに2人のノーベル平和賞受賞者の家
南アフリカ最大の都市ヨハネスブルグ南東部のソウェト地区にあるビラカジ通りは、2人のノーベル平和賞受賞者の家がある世界で唯一の通りとして知られる。
南アフリカ共和国元大統領ネルソン・マンデラ氏と英国国教会の元大主教デズモンド・ツツ氏の家はこの通り沿いにあり、わずか数軒しか離れていない。ツツ氏は現在も妻のレアさんとその家に住んでいるが、マンデラ氏の家は国の歴史建造物に指定され、博物館として一般公開されている。
6.カラハリ砂漠の中にあるスペースシャトルの緊急着陸用滑走路
アピントンは人口わずか7万5000人ほどの小さな町で、南アフリカ国民の大半は一度も訪れたことがない。しかし、この町にあるアピントン空港には4.9キロという世界一の長さを誇る滑走路があり、スペースシャトルがアフリカ南部で緊急着陸する場合の着陸地に指定されていた。