ショッピングに最適な世界の都市ベスト12
10.マドリード
交通6 価格6 品揃え4 エクスペリエンス7 計23
マドリードならではの品を探している時に見つけた店が「カパス・セセニャ」だ。1901年創業のこの店では、ウールや綿の伝統的なベルベットケープ(肩掛けマント)を販売している。顧客の中には映画007シリーズのジェームズ・ボンド役で知られる俳優のピアース・ブロスナンやヒラリー・クリントン前米国務長官などがおり、スペイン出身の画家ピカソはこの店のケープをまとった姿で埋葬されたという。
また1823年創業の老舗「カサ・デ・ディエゴ」では、土産に最適な扇子、マンティラ、飾りぐし、カスタネットなどを販売しているが、ここの一番のおすすめは彫刻入りの銀の柄が付いた芸術的な傘だ。
9.ドバイ(アラブ首長国連邦)
交通6 価格6 品揃え8 エクスペリエンス4 計24
世界最大の総面積を誇るショッピングモール「ドバイモール」には、中にテーマパーク、滝、「踊る」噴水、オリンピックサイズのアイススケートリンク、水族館、屋内スーク(アラブ諸国の青空市場)があり、さらにフランスのギャラリー・ラファイエットや米国のブルーミングデールズなどのデパートまである。
ドバイモールでは毎年1月から2月にかけて「ドバイ・ショッピング・フェスティバル」が開催される。開催期間中は花火が打ち上げられ、電化製品や衣類などが最大7割引で販売される。
また中東ではドバイモールに次いで2番目の規模を誇るショッピングモール「モール・オブ・ジ・エミレーツ」には、中東初の屋内スキー場「スキー・ドバイ」が併設されている。
8.ウィーン
交通6 価格8 品揃え3 エクスペリエンス8 計25
18世紀から続くウィーン最大の青空市場「ナッシュマルクト」では、1.5キロの距離に120軒の屋台が並び、ウィーン風パンケーキ「カイザーシュマーレン」やクレープに似た「パラチンケ」から、珍しいチーズやシーフードに至るまで、地元のさまざまな食べ物が味わえる。
クリスマスシーズンには、見事な照明に照らされた由緒あるクリスマス市場で、グリューワイン(ホットワイン)をすすりながら、色とりどりのガラスの宝石や手作りの装飾を鑑賞できる。