機内席の一番人気は「7F」、敬遠は「19C」 英格安航空
(CNN) 英国の格安航空大手イージージェットは8日までに、欧州諸国の利用客が最も好む座席は「7F」であることが判明したとの調査結果を明らかにした。欧州全域の乗客約1万人のアンケート調査結果と同社の販売実績を分析した上での結論。
調査によると、乗客が好む座席の位置は国籍、年齢や旅行の同行者の選択などの要件次第で異なるが、大まかな傾向は把握出来たと指摘。59%は窓側の席を望むことが判明したという。
同社によると、短距離便での7番の座席列は最安値の数米ドルで販売されることもあり、人気が高い。同社は声明で「機内右側の座席が左側より人気があり、6、7両番のシートは速く売り切れる」と説明。逆に、最も不人気な座席は「19C」だった。
国籍別の乗客の好みを見た場合、ポルトガル人は窓側の席の要望が多かった。オランダ人とドイツ人は、他国の乗客と比べ、通路側の席でも応じる傾向が強いこともわかった。
神経質な乗客は窓側を、年配の乗客は通路側を好むことも判明した。
イージージェットは2年前から、乗客が座席を選択出来るサービスを導入している。
旅行サイト「スカイスキャナー」も2012年、座席40列が仕様の米ボーイング社製757型機を対象に、人気の座席などに関する調査結果を発表したことがある。一番人気は「6A」で、降りる時により便利でトイレから離れているのがその原因とも分析していた。