露出度の高い服装はダメ、湾岸諸国がキャンぺーン
(CNN) カタールなどのペルシャ湾岸諸国が外国からの旅行者や駐在員に対し、公共の場には露出の少ない服装で出かけるよう呼びかけるキャンペーンを展開している。クウェートではビキニ水着の禁止が提案されたとも報じられた。
カタールはポスターやインターネットでキャンペーンを展開。外国人向けのチラシでは、「カタール国内ではあなたも私たちの一員です。カタールの文化や価値観を守り、公共の場では肩からひざまでを覆う控え目な服装をしてください」と呼びかける。
ポスターには不適切な服装として、袖なしワンピース、お腹を出す服装、タンクトップ、ひざ上丈のスカートや短パンの図柄が掲載された。「(女性の)レギンスはズボンではありません」という注意書きもある。
短文投稿サイトのツイッターなどでもキャンペーンを展開するほか、女性ボランティアにチラシを配ってもらう計画もあるという。
カタール人のほとんどは男女ともイスラム教の慣習に従って伝統的な服装をしている。ただし同国の居住者は外国人が85%を占め、カタール人は少数派だ。