エッフェル塔の展望台にガラスの床 パリ

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(CNN) フランス・パリの観光名所エッフェル塔で、床をガラス張りにした第1展望台がリニューアルオープンした。

展望台の高さは57メートル。足元のガラスの下に息をのむような眺めが広がる。入場者は行列をつくり、床に寝そべったり自分の写真を撮ったりして楽しんだ。

新しい展望台を披露したパリのアンヌ・イダルゴ市長は、外国人観光客に不評だったパリの魅力を取り戻したいと話し、「パリは輝きと魅力を失ったと言われるが、それは真実ではない」と力を込めた。

売店やレストラン、博物館などが入る第1展望台は、これまで訪れる人が少なく、年間700万人の入場者のほとんどは素通りして上層階に上っていた。そこで3840万ドル(約41億円)かけて改修工事が行われていた。

エッフェル塔は1889年、フランス革命100周年を記念して建設された。高さは312メートル。1930年に米ニューヨークのクライスラービルに抜かれるまでは世界一を誇った。

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