「プーさんの家」を再現した宿、英国に期間限定オープン
(CNN) 英イングランド南東部イーストサセックス州の森に、英作家A・A・ミルンの児童小説「クマのプーさん」に出てくるツリーハウスを再現した宿が期間限定でオープンする。
米民泊仲介大手「エアビーアンドビー」をもじって「ベア(熊)ビーアンドビー」と名乗るこの宿は、原作が発表されてから95周年を迎える記念に、イラストレーターのキム・レイモンド氏が開設した。同氏は過去30年にわたり、この作品のイラストを手掛けてきた。
主人公プーが暮らす「100エーカーの森」のモデルになった同州のアッシュダウン・フォレストに、原作の挿絵そのままの家が再現されている。
キム・レイモンド氏はE・H・シェパードが描いたくまのプーさんのオリジナルの挿絵に着想を得たと語る/Henry Woide/Airbnb
宿泊客は森のツアーへ案内され、橋の上から川に小枝を投げる「プー棒投げ」の遊びに参加する。はちみつをテーマにした食事も用意される。
室内にはダブルベッド1台とロフトベッド2台が設けられ、4人まで宿泊できる。プーと同じように何度も昼寝をしたり、11時のおやつを食べたりして過ごすのがお勧めだ。
棚にははちみつのつぼが並ぶ/Henry Woide/Airbnb
はちみつをテーマにした食事も用意される/Henry Woide/Airbnb
泊まれるのは今月24日と25日に1組ずつで、1泊130ドル(約1万4000円)。20日からエアビーアンドビーを通し、英国在住者限定で予約受け付けが始まった。