インド、外国人観光客の受け入れ再開 ワクチン接種済みなら隔離なし
ニューデリー(CNN) インドは15日、民間の定期便で到着する外国人旅行者の受け入れを、約1年8カ月ぶりに再開した。
保健省によると、新型コロナウイルスワクチンの接種を完了し、搭乗便が出発する前の72時間以内に検査で陰性判定を受けていることが条件。
ワクチン接種証明書を相互に認めている米英などからの渡航者は到着時、空港での検査を免除される。ただしその後14日間、健康状態を確認するよう求められる。
接種が済んでいない場合は空港で検査を受ける。自宅などへ移動した後、1週間の隔離を経て8日目にも検査を受け、陰性の場合さらに1週間、健康観察を続ける必要がある。
インドは昨年3月から、民間機で到着する外国人観光客の入国を禁止していた。チャーター機で訪れるワクチン接種済みの渡航者については、先月から受け入れを開始していた。