南極にエアバスA340型機が着陸、史上初
淡青色の景色は壮観だが、その輝きはパイロットにとって懸念材料となる。ミルプリ氏は「適切なアイウェアを付けることで、外の景色と器具類の間を行き来する目の調節を助ける」と説明。着陸の最終段階では、操縦外業務担当のパイロットが通常や臨時の読み上げを行う重要な役割を担うとも語った。
南極への初飛行として記録が残っているのは1928年で、オーストラリア軍のパイロットで探検家のジョージ・ヒューバート・ウィルキンスが単葉機「ロッキード・ベガ1」でサウス・シェトランド諸島のデセプション島から飛んだ。
今日まで南極には空港は存在せず、50の仮設のものを含む滑走路があるのみ。南極を訪れる人の大半は船で到達している。