携帯電話などのハイテク機器、米国人の9割が使用

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写真機能は広く受け入れられている

写真機能は広く受け入れられている

(CNN)  約9割の米国人が携帯電話を使っている――。米世論調査機関ピュー・インターネット・プロジェクトがこのほど、携帯電話やパソコン、ゲーム機などのハイテク機器の普及状況を世代別に調べた結果を発表した。

調査は米国人を対象に実施し、18―75歳以上を6つの世代層に分けて集計した。携帯電話はハイテク機器の中でも飛び抜けて普及率が高く、全体の85%が所有していた。通話以外の用途では写真撮影が最も多く(76%)、テキストメッセージの送受信(72%)がこれに続いた。写真とメッセージングは全世代を通して高い利用率を示した。

また、携帯電話を持っていない15%のうち3人に1人は、自分の家に使用中の携帯電話が1台以上あると答えた。両者の合計は成人全体の90%、75歳以上のグループでも62%を占める結果となった。固定電話の使用を中止して携帯電話だけを使っている世帯も、昨年6月時点で全体の約4分の1に上り、特に25―29歳のグループでは半数を超えた。

携帯電話を使う米国人の約3割がスマートフォン(多機能携帯電話)に切り替えているとされるが、携帯電話をインターネット接続やゲーム、音楽のダウンロードなどによく使う年齢層は18―34歳に限られていることも分かった。この年齢層はMP3プレーヤーを持っている率も4人のうち3人と、非常に高かった。

「iPad(アイパッド)」や「ギャラクシータブ」などタブレット型の高機能情報端末を持っていると答えた人は、昨年9月の時点で5%に達した。米国内でiPadが発売されたのは同4月で、5月時点での普及率は3%だった。ギャラクシータブのようにグーグルの基本ソフト(OS)アンドロイドを搭載する端末の発売も相次ぎ、今後急速に普及が進むとみられる。

電子書籍については、「キンドル」「ヌック」など専用リーダーを持っている人が全体の5%。ただ、スマートフォンやタブレット端末、従来型のパソコンなどを使って読む人も多いとみられる。

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