NASA、宇宙飛行士候補生8人を選出 初めて女性が半数に

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太陽に降る「炎の雨」

ニューヨーク(CNNMoney) 米航空宇宙局(NASA)は18日までに、小惑星や火星を目指す次世代宇宙飛行士の候補生として8人を選んだと発表した。NASA史上初めて、女性が半数に当たる4人を占めている。

候補生は全員が30代で、6000人の応募者の中から選ばれた。NASA広報は「今年は素晴らしい女性候補が大勢いた。その中から性別に関係なく、ふさわしい人材を選んだ」と説明する。

今後はNASAの職員として2年間の訓練を受け、まず地球低軌道への飛行に参加する。訓練は8月半ばから、テキサス州ヒューストンにあるNASAのジョンソン宇宙センターで始まる。

NASAの有人宇宙飛行は、スペースシャトルに代わって米民間企業スペースXが担っている。地球低軌道への飛行は近いうちに実現できる見通しで、2020~25年には国際宇宙ステーション(ISS)への有人飛行を目指す。続いて小惑星に着陸し、30年代には火星に初の人類を送り込みたい考えだ。

NASAのボールデン局長は8人の候補生について、「小惑星と火星への初の有人飛行をリードする心構えができている」とコメントしている。

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