米空港内の郵便局で化学物質騒ぎ、原因は中国からの化粧品
ニューヨーク(CNN) 米ニューヨークのジョン・F・ケネディ国際空港内の郵便局で11日、小包から化学物質が漏れ出す騒ぎがあった。米連邦捜査局(FBI)によると小包の発送元は中国で、中には化粧品が入っていたことが分かった。
郵便局の作業員らが小包からの異臭に気付いた。FBI報道官によると、念のため危険物処理班が出動した。
化学物質は有機リン酸化合物と判明し、警察が押収した。郵便局の外に騒ぎが広がることはなく、空港の業務に影響はなかった。
捜査当局者によると、税関当局の職員2人が接触したものの、本人らの意向により医師の診察は受けていない。
リン酸は無色のシロップ状の液体で、コーラ飲料などの添加物としても使われる。