教職員に銃撃犯撃退訓練、相次ぐ銃乱射に備え 米国
インストラクターが持つ防具を目がけて両手両足とひじ、ひざで力任せに殴る蹴るの攻撃を加える実践もある。ホチキスなどの文具も武器として使い、はさみがあれば犯人の目を狙えと教えられる。「とにかく犯人を攻撃する心構えを持つことだ」とハドソンさん。
学校の廊下で物陰に身を隠しながら逃げる訓練に続いて、銃を持って教室に侵入してきた犯人に死角から飛びかかって取り押さえる訓練で講習は終わる。
「生徒に素晴らしい教育を受けさせるよりもまず、生徒を守る必要がある」とテイラーさんは気を引き締めていた。