血液検査でアルツハイマー予見、精度90%超 米大学

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新たな医薬品や治療法などの研究加速につながるか

新たな医薬品や治療法などの研究加速につながるか

検証のため、アルツハイマーや認知症状を発症している別の54人の血液を調べ、やはりこの脂質の値が低いことを確認した。

この血液検査法では、90%以上の精度でアルツハイマー病や認知障害を発症するかどうかを予見できるという。症状が表れる前から予測できるのが特徴で、研究者は、脳の細胞が死滅し始めるのと同時に脂質の濃度も低下し始めるようだと解説している。

今後は40代と50代を対象にこの検査法を試すことにしており、効果が確認されれば、アルツハイマーの発症が予想される人のための医薬品や治療法などの研究加速につながると研究チームは期待を寄せている。

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