米軍の救出作戦失敗、米人質ら2人死亡 イエメン
サマーズさんとともに殺害されたのは、昨年5月に拉致された南アフリカ出身の教師、ピエール・コーキーさんと判明した。コーキーさんが所属していたとみられる援助活動団体によると、コーキーさんは交渉の結果、7日に解放される見通しとなり、5日には妻子との再会に向けた最終調整が進められていたという。
オバマ大統領は声明でAQAPを非難し、サマーズさんとコーキーさんの家族に弔意を表した。
SEALは先月、イエメン軍特殊部隊との共同作戦でAQAPの拠点を急襲し、拉致犯7人を殺害、人質8人を救出した。しかしAQAPは作戦の2日前に、サマーズさんら5人の人質を別の場所へ移動させていた。