脱線前に運転士「何かが当たった」 米列車脱線事故
一方、SEPTAの列車の運転席付近に乗車していた男性客は、同日午後9時10分ごろに大きな音が聞こえて列車が止まったと証言。アムトラックが脱線したのはそれから少し経過した同9時半ごろだった。
ボスティアン運転士は15日、事故以来初となる事情聴取に応じた。NTSBによると、同運転士は「極めて協力的」だが、事故現場付近のノース・フィラデルフィア駅を過ぎてからのことは何も覚えていないと話しているという。同運転士は脳しんとうなどのけがを負っている。
この他にも、列車のスピード、線路の状態、人為的なミスなど、あらゆる可能性を考慮して捜査が行われている。
脱線事故では、8人が死亡、200人以上が負傷した。