13年前に失踪した少年を発見、父親を誘拐容疑で逮捕 米

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13年前にアラバマ州で行方不明となった少年が無事発見された=全米行方不明・被搾取児童センター

13年前にアラバマ州で行方不明となった少年が無事発見された=全米行方不明・被搾取児童センター

(CNN) 米アラバマ州で13年前に行方不明になった当時5歳の男の子が、このほどオハイオ州クリーブランドで発見された。

発見されたのはジュリアン・ヘルナンデズさん。現在18歳で元気だという。

失踪当時、ジュリアンさんは母と一緒に暮らしていた。地元警察によれば、親権を持たない父親が誘拐したのではないかと疑われていた。当局は今月2日、父親のボビー・ヘルナンデズ容疑者を誘拐関連の容疑で逮捕した。

ボビー容疑者は4日にオハイオ州カヤホガ郡の裁判所に出廷し、25万ドル(約3000万円)の保釈金が設定された。今後アラバマ州でも訴追される見込み。

オハイオ州ジェファーソン郡の地区検事がCNNの系列局WVTMに語ったところでは、発見のきっかけを作ったのはジュリアンさん自身だった。大学に願書を出そうとしたところ、自分の社会保障番号と名前が一致しないことが分かった。

学校の相談員も一緒になって原因を探った。そしてジュリアンさんの名前が、全米行方不明・被搾取児童センターのデータベースに載っていることを突き止めた。

今月1日、クリーブランドの連邦捜査局(FBI)が行方不明の少年について、アラバマ州の警察に照会。ジュリアンさん本人であることが確認され、母親や家族に通知された。

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