共和党候補、カーソン氏ならクリントン氏と「互角」の勝負

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ベン・カーソン氏。クリントン氏と争った場合、互角の戦いになるという世論調査結果が出た

ベン・カーソン氏。クリントン氏と争った場合、互角の戦いになるという世論調査結果が出た

(CNN) 2016年の米大統領選で、共和党が元外科医師のベン・カーソン氏を候補者に立てれば、民主党の最有力候補とみられているヒラリー・クリントン前国務長官と互角の勝負に持ち込める可能性があることが8日までに分かった。米NBCと米紙ウォールストリート・ジャーナルが実施した調査で明らかになった。

この調査によれば、クリントン氏を民主党候補者と仮定した場合、共和党からカーソン氏が出れば支持率はいずれも47%と並んだ。

カーソン氏対クリントン氏の場合、無党派層の支持率でカーソン氏がクリントン氏を13ポイント上回っており、このことが互角の支持率につながっているという。

このほかの主要な共和党候補者の場合、クリントン氏がリードしている。マルコ・ルビオ上院議員の場合が47%対44%、ジェブ・ブッシュ元フロリダ州知事の場合が47%対43%、不動産王のドナルド・トランプ氏の場合が50%対42%と、いずれもクリントン氏の支持率が上回った。

今回の調査は10月25日から29日に登録有権者847人を対象に行われた。誤差の範囲はプラスマイナス3.4%。

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