ポケットの電子たばこが突然爆発、男性大やけど 米
電子たばこの発火や爆発はこれまでにも報告されていた。昨年10月にCNN系列局のWBBHが家族の話として伝えたところでは、フロリダ州の男性が電子たばこの爆発で顔や首、両手、両肺にやけどを負い、集中治療室に運ばれて手術を受けた。消防局は、電子たばこのリチウムイオン電池が爆発した可能性があるとみて調べている。
2013年にCNNの取材に応じた女性は、電子たばこを充電していたところ突然爆発し、3歳の息子がやけどをしたと語った。
電子たばこ協会の関係者によれば、2008年の発売以来、これまでに報告された事故は22件。しかしほとんどは誤った充電装置を使ったことによるもので、米国で900万人が電子たばこを使っていることを考えれば、ささいな数字にすぎないと強調している。
ただ、ポケットに入れて硬貨に触れるとリチウムイオンバッテリーがショートすることがあるといい、同協会では電子たばこをポケットに入れてはいけないと呼びかけている。