米当局、WSJ記者を一時拘束 空港で携帯電話の提出要請
するとDHS職員は「米国境から160キロ以内であれば政府には電話を押収する権利がある」と記された書類を提示したという。
そこで記者は、携帯電話は会社の所有物なので社の弁護士に連絡するよう求めた。職員は上司と相談するために席を外し、30分後に同記者は釈放された。
この1件により、国境警備に関して2013年に新しい規則が導入されたことが世に知られるようになった。この規則に基づき、当局には犯罪の「合理的な疑い」がなくても入国する人物の電子機器を取り調べる権限が与えられている。