過半数が「オバマ政権下で人種間の関係悪化」 米世論調査
黒人への差別は非常に深刻な問題だと答えた人の割合は、昨年6月の37%から42%に増えた。これはオバマ大統領就任後では最も高い数字だ。特に白人における変化が大きく、28%から34%に増加した。
一方で黒人の見方は少し軟化しており、前回の80%から73%へと減少した。
地元の警察には黒人に偏見を持つ人も一部含まれると答えたのは全体の18%。黒人では43%、白人では13%と大きな差が出た。また、都市部では25%だったのに対し、農村部では10%だった。
調査は9月28日から10日2日にかけ、全米から無作為に抽出した成人1501人を対象に実施された。このうち1086人が非ヒスパニックの白人で、140人が非ヒスパニックの黒人だった。