米オクラホマ州で強い地震 住民避難、学校は休校に
(CNN) 米オクラホマ州で6日夜に強い地震があり、震源地付近の建物に被害が出て付近の住民が避難している。7日は一部の学校が休校となった。
オクラホマ地質調査所などによると、同州タルサから約80キロ南西のカッシング付近でマグニチュード(M)5.0の揺れを観測した。これまでのところ、負傷者は報告されていない。
同州非常事態対策局によると、震源に近いカッシングでは救急隊が高齢者施設の入居者を近くの体育館に避難させた。一部地域では約2時間にわたって停電が発生した。
フォーリン州知事によると、カッシングにある石油貯蔵施設ではこれまでのところ、地震による問題が起きた形跡はないという。パイプラインの運営にも支障は報告されておらず、橋などのインフラの点検でも損傷は見つかっていない。
カッシングの公立学校は7日を休校として、校舎などに被害が出ていないかどうか調査する。
オクラホマ州では2カ月前にもM5.6の地震があり、同州を含む6州で揺れを観測した。