米控訴裁、入国禁止の大統領令巡り7日に口頭弁論
(CNN) 米国のトランプ大統領が出した移民に関する大統領令を巡り、第9巡回連邦控訴裁判所が口頭弁論の期日を7日に設定した。
この問題では、入国禁止の大統領令に対し差し止めを命じた米連邦地裁の仮処分に対し、政権側が不服を申し立てている。口頭弁論は米東部標準時の7日午後6時から1時間にわたって電話で行われ、大統領令を継続するかどうかについて3人の裁判官が判断を示す。
大統領令に異議を申し立てたワシントン州とミネソタ州の司法長官は、トランプ大統領が大統領令への署名によって「混乱を解き放った」として仮処分の継続を求めている。
サンフランシスコにある第9巡回控訴裁判所は米国の中でも特にリベラル寄りという評判がある。同裁判所がどんな判断を示したとしても、次は連邦最高裁に持ち込まれる公算が大きい。