トランプ氏の判事批判「残念」 最高裁判事候補ゴーサッチ氏
上院司法委員会で開かれる人事案承認の公聴会では、トランプ大統領の発言に関するゴーサッチ氏の見解を問う質問が民主党から出るのは必至の情勢。リベラル側からは、ゴーサッチ氏の経歴や、大統領から独立した立場を保てるのかどうかについて疑問視する声も出ていた。
関係者によると、ゴーサッチ氏は7日、チャック・シューマー民主党上院院内総務との会談でも、裁判官に対する個人攻撃は裁判官全体に対する攻撃だと述べ、裁判官が人々に攻撃されることは極めて残念だと語ったとされる。さらに、裁判官は批判されることに慣れており、誰に対しても服従しないと強調したという。
ゴーサッチ氏は連邦最高裁判事に指名されて以来、共和、民主両党の上院議員と会談してきた。8日はブルーメンソール議員のほかにも複数の民主党上院議員と会談した。