ユナイテッド乗客強制排除、「男性暴れた」と警官が証言
ロドリゲス氏の報告によれば、座席から引きはがされたダオ氏が暴れて抵抗したために、警官が手を放し、ダオ氏が前のめりに転んで反対側の座席のアームレストに口の部分が当たったという。
機外へ引きずり出されたダオ氏は、搭乗ブリッジまで連れて行かれたが、そこで警察官を押しのけて再び機内に駆け戻ったという。ロドリゲス氏によると、ダオ氏は「私は降りない。殺すなら殺せ。家に帰りたい」と言いながら機内の柱にしがみついたとされる。
報告書に名前が出ている警察官4人はいずれも、騒ぎから10日以内に休職扱いとされた。
シカゴの警察組合はCNN系列局のWLSに対し、組合とシカゴ航空局が現在、この問題について調査を行っていると説明し、調査が終わるまでコメントは差し控えるとした。
ダオ氏の弁護士は報告書の内容について「情報源を考えれば何の意味もない」と一蹴した。