トランプ大統領の勤務時間、就任当初よりも短く? 米報道
(CNN) 米ニュースサイトの「アクシオス」は8日までに、トランプ大統領がホワイトハウスの執務室で過ごす勤務時間が、就任当初に比べて短くなっていると伝えた。
アクシオスが入手したという勤務スケジュールによると、トランプ大統領は毎日午前8時から午前11時まで、ホワイトハウスの大統領執務室で勤務することになっている。しかし現実には、この時間も公邸にいてテレビを見たりツイッターに投稿したり電話をかけたりしていることも多いという。
このスケジュールはホワイトハウスの内部で使われているもので、公表される内容よりも詳しく記載されているという。
最近のトランプ大統領が、時として午前11時ごろ、またはそれ以降に大統領執務室で仕事を始める様子は、CNNも目撃していた。午前中に公邸からツイッターに投稿したり、投稿の中でテレビ番組に言及することもある。
アクシオスによれば、トランプ大統領は大抵、午後6時ごろ公邸に戻り、再び電話をかけたりテレビを見たりし始める。
大統領に就任した当初は、朝食を取りながら会議を開くこともあったが、時が経つにつれて執務棟に出勤する時間が遅くなっているという。
アクシオスの取材に対してサンダース大統領報道官は、次のようにコメントした。「午前中は公邸にいる時間と執務室にいる時間が入り混じっているが、その時間も常に職員や議員、閣僚、外国の指導者と連絡を取り合っている。大統領は私がこれまで会った中で最も働きものの1人で、1年を通してほぼ全日、長時間働いている。記者団からも、大統領に追いつくのが難しいのでペースを緩めてほしいという声が何度も出ている」