2020年の米大統領選、デブラシオNY市長が出馬表明へ
ニューヨーク(CNN) 米ニューヨーク市のデブラシオ市長が、16日午前にも2020年の大統領選への出馬を表明する見通しであることがわかった。事情に詳しいアイオワ州選出の民主党議員がCNNに確認した。
デブラシオ氏が出馬すれば、大統領選の候補者の総数は23人となる。大統領選は1回目の投票が約9カ月後に実施される予定。
デブラシオ氏はABCテレビの番組に出演後すぐアイオワ州とサウスカロライナ州に移動し、選挙活動を行うとみられる。
ニューヨーク市長として2期目を務める同氏は、この数カ月大統領選出馬について検討し、党員集会が早期に行われるアイオワやニューハンプシャーといった州を訪問してきた。
政治的には、かねてからトランプ大統領や共和党への対決姿勢を鮮明にしていることでも知られる。17年11月、2期目の市長当選を祝うパーティーの席上でトランプ氏に対し「ニューヨークの価値観と争って勝利することなど不可能だ。大統領」とメッセージを送った。
またアラバマ州で今週、中絶をほぼ全面的に禁止する法案が議会を通過した際には、ツイッターで「不道徳で非合法的」と非難。アイビー知事に対し、法案への拒否権を発動するよう呼びかけた。