弟が妊娠中の姉殺害を自白、「家庭内の争い」 米テキサス州
(CNN) 米テキサス州ザコロニーの警察は26日までに、同州在住の男(19)が「家庭内の争い」を理由に妊娠中の姉(23)を殺害したことを自白したと明らかにした。
警察の声明によると、エドゥアルド・アレバオ容疑者は調べに対し、発見を避ける目的で遺体をザコロニーの外れに運んだとも供述しているという。ザコロニーは同州ダラスの北約48キロに位置する郊外の街。
地元警察はCNN系列局KTVTの取材に、容疑者は姉を殺害した理由を「家族の恥だから」とのみ説明していると明かした。
妊娠8カ月だった姉については今月17日に行方不明の通報があり、大規模な捜索の結果、22日午前7時43分に路地で遺体が発見された。
警察の声明によると、遺体発見に先立ち、エドゥアルド容疑者は遺体を最初の遺棄地点から路地に移したことを自供していた。
行方不明の通報が寄せられた後、当局は一家の自宅でメモを発見。当初は遺書とみていたが、その後、容疑者からメモは自分で書いたとの供述が得られたという。
容疑者はザコロニーの拘置所に勾留され、死刑相当の殺人の罪に問われている。罪状は今後追加される可能性がある。